鍵穴なんてなくなればいいと本気で思った日

鍵は防犯の上では大切なものであり、この世から犯罪がなくならない限りは必要不可欠なものです。鍵があるために自分の財産が守られたり、身に迫る危険から自分を守ってくれる大切なものでもあります。

ところが、その一方では鍵をなくして自宅に入ることができないとか、車や自転車に乗って帰ることができないという失敗談をお持ちの方も多いのではないでしょうか。そんな方々にとっては、鍵というか鍵穴なんてなくなればいいと本気で思った日もあるのではないかと思います。私も2時間近く車に乗ってようやく漁港に着いたので、これからようやく魚釣りができると思い車から降りようとしたら、車の鍵穴からキーが抜けなくて困ったことがありました。今まで何回か車も乗り換えたのですが、そんな経験は初めての経験でもあるために戸惑ってしまいました。

どうしてそんな奇妙なことが起こったのかを自分なりに考えてみたのですが、10年くらい乗っている車のために鍵穴か車のキーのどちらかの金属の劣化が激しいのでしょうね。そんな時には、絶対にクレ556のような潤滑スプレーを鍵穴にはスプレーしないようにということを聞くことがあります。スプレーした当初は、潤滑油ですべりがよくなって鍵も開けやすくはなるかもしれませんが、そのうちに鍵穴にスプレーした油にホコリが付着して動きにくくなるようですね。私もその時は、せっかく2時間近くかけてやって来たのにそのまま帰るのもなんなので、車に鍵をかけることができないままに貴重品だけ持って1日釣りをしていました。そして、自宅に帰ったらうまい具合に鍵穴から車のキーが抜けたので、その時はあわてていたこともあってすぐにクレ556の潤滑スプレーを鍵穴にしました。

私の場合、幸いなことにホコリが付着するというトラブルには一度も遭遇していません。しかも、そんな苦い経験をしてからはシリコンスプレーをキーと鍵穴に定期的にスプレーしています。